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2005/09/14

工場廃水を超電導磁石できれいに、低コスト装置を開発

再生紙工場から出る廃水を強力な超電導磁石の力を利用して浄化するシステムを、大阪大工学研究科の西島茂宏教授、武田真一講師らが開発した。

水中の汚染物質を酸化鉄粒子と結合させ、磁力で吸着する仕組みで、コストや設置面積が従来の方法の半分以下になるという。共同開発した二葉商事(大阪市)が来春にも販売を開始する。

再生紙工場で生じた廃水は通常、加圧浮上という前処理や、微生物を使う活性汚泥法で浄化して排出する。再生紙業界は中小企業が多く、下水道使用料や浄化費用が負担となっている。

新システムは、加圧浮上の処理をした廃水に酸化鉄の微粒子と凝集剤を投入。含まれる染料や薬品などの有機成分を酸化鉄と結合させ、一部を沈殿させる。これを除去した後、超電導磁石を取り付けた磁気分離機へ送り込むと、分離機内にある50枚の金網状フィルターが残りの結合物を強大な磁力で吸着する。

大阪府内の再生紙工場ですでに試験稼働中で、化学的酸素要求量(COD)が1リットル当たり約200~300ミリ・グラムの廃水を、河川などに流せるレベルの20~40ミリ・グラムまで浄化できた。食品、繊維、化学薬品などの分野で生じる廃水の処理にも応用できる。

システム1台の処理能力は1日2000トン、設置面積は36平方メートル、価格は1億~1億5000万円程度になる。一般的な規模の工場では2~3台必要だが、数百平方メートルの用地と購入費6億~10億円がかかる従来の活性汚泥法よりずっと安くできるという。

(読売 9/14)

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