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2005/10/07

中国が温暖化を加速させる

中国の車CO2排出量予測、5年後は日本の1.5倍に

中国の自動車輸送による二酸化炭素(CO2)排出量は、2010年に00年実績を5割以上上回る3億4400万トンに増え、日本の1.5倍に――。日本の運輸政策研究機構と京都大学経済研究所がこのほどまとめた予測は、地球温暖化対策には乗用車が急速に普及する中国の取り組みが急務であることを強調している。

00年の中国の自動車輸送によるCO2排出量は、乗用車の普及も踏まえて計算すると、日本より690万トン少ない2億2500万トンと、国際機関による公式統計の約1.5倍の推計になった。

04年並みの石油価格と7%前後の経済成長、中国の自動車輸送量の伸びを考えて予測すると、10年は3億4400万トンとなり、日本が02年から1000万トン削減する目標を達して2億1900万トンとなれば、1.5倍に上る。30年は5億5800万トンに達するという。削減努力を続ける先進国の取り組みは「地球的観点からは意味をなさなくなってしまう」状況だ。

中国の自動車輸送分野の石油消費量は00年で7500万トン。中国の石油消費量全体のほぼ3分の1を占める。10年には1億1500万トンに上る見通しだ。同研究機構は「中国が持続的発展をとげるには石油消費をいかに抑制するかが重要。これはCO2削減を目指す日本など先進国の利害と一致する。交通分野は両国が協力できる重要な分野となるはずだ」(羽生次郎・国際問題研究所長)としている。1年がかりで具体策を検討し、提案する方針だ。

(朝日 10/7)

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