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2005/12/25

イギリスの電力会社 CO2や核廃棄物の情報を開示

2005年10月より、EU指令の要請を受けて、イギリスの電力会社が顧客に対して、電力構成やCO2、核廃棄物の情報開示を始めた。利用者が電力会社を選択するための情報提供の一環である。

イギリス全体の電力構成は、石炭33.4%、天然ガス39.3%、原子力20.6%、再生可能エネルギー源3.8%だが、この構成は電力会社によってかなり違いがある。たとえばScottish Powerは石炭が47%と高めだが、原子力は4%と低い。Good Energyのように再生可能エネルギー源100%という会社もある。この電力構成のデータは、請求書と一緒に同封される別の文書に掲載される。

こういったデータを電力量の請求書自体に全て掲載する形にした方が消費者の行動を促しやすいという意見もあるが、現状はそこまでは至っていない。CO2排出量と高レベル核廃棄物量(ともに1キロワット当たり)のデータについては、電力会社はどこに情報が掲載されているか(たとえば自社のホームページなど)のみを伝えればよい。

しかし、各電力会社のデータを英国平均と比較した各電力会社のデータを集めたサイトも誕生している。(http://www.electricityinfo.org/) 消費者の40%が原子力発電に強力に反対しているというイギリスでは、CO2の量だけでなく、高レベル核廃棄物量への関心も高い。温暖化防止のためCO2削減の努力をしつつ、核廃棄物にも目配りをする努力が求められている。

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