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2005/12/07

源泉で1800世帯分の大規模発電

温泉の町・群馬県草津町が、高温の源泉を活用した大規模発電を計画している。

町内の約半数にあたる1800世帯分を賄える年間約1040万キロ・ワット時の電力を供給し、売電した場合は約1億~1億5000万円の収入になるという。

温泉利用の大規模発電は国内に例がなく、クリーンエネルギーとしても期待がかかる。

町によると、発電方式は、アンモニア水を利用した「カリーナサイクル」と呼ばれる方法を採用。沸点がマイナス33度と低いアンモニアの特性を生かし、95・4度の「万代源泉」でアンモニア水を加熱する。一気に蒸気化させてタービンを回し、発電する。

気化したアンモニアは、凝縮機などで水と混ぜて再利用するため、理論上は半永久的に安定した発電が可能。二酸化炭素などの温室効果ガスもほとんど排出しないという。発電に利用した源泉もそのまま旅館などへ給湯する。

発電施設の建設費は約5億円で、毎時1290キロ・ワット時の発電が可能。売電した場合、1キロ・ワット時当たり9~15円が見込まれ、東京電力に支払う送電線の借用料を差し引いても、8年後には初期投資を回収できるという。

町は、来年にも新エネルギー・産業技術総合開発機構に補助金を申請し、事業化を目指す。

経済産業省の総合資源エネルギー調査会委員を務める柏木孝夫・東京農工大大学院教授(環境エネルギー・システム工学)は「構造が複雑で割高にはなるが、実現できれば自然エネルギーによる電力自給の先進的なモデルになる。環境と観光の融合という点でもメリットが大きい」と話している。

(読売 12/7)

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