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2005/12/01

CO2の地中封じ込め、温暖化抑制に有効

二酸化炭素(CO2)を地中に封じ込める手法は温暖化対策で大きな役割を果たしうるとする報告書を、「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」がまとめた。

気候変動を抑えるために必要とされるCO2削減量の15~55%を地中封じ込めで対応できると評価した。カナダ・モントリオールで開かれている気候変動枠組み条約の補助機関会議で30日、報告する。

この手法は地中貯留技術と呼ばれ、火力発電所などから排出されるCO2を回収し、地下約1キロの深さに注入するものだ。すでにカナダやノルウェーなどで大規模な事業が行われており、国内では地球環境産業技術研究機構が新潟県長岡市で実証試験を進めている。

一方、環境影響やコストなどでの問題を指摘し技術が広範に広がるかどうか疑問視する声もあり、IPCCが、30か国以上、約100人の研究者の協力を得て初めて世界的に調査した。

報告書は、CO2回収などの費用のため発電コストは1・2倍から2倍ほどに増加するが、将来必要となる大幅なCO2排出削減にかかる費用を考えると、地中貯留をすることでCO2削減の全体の費用を3割削減できると説明している。

地中に封じ込めたCO2が漏れ出す可能性については、適切な技術を使えば、今後1000年にわたり1%以下に抑えられ、周辺環境への危険性はほとんどないという。

報告書では、CO2の封じ込めでは地中のほかに、海中に溶かし込む技術も検討されているが、海洋生物への影響が未解明な部分があるとして、慎重な見方を示している。

(読売 11/30)

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