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2006/02/21

GRIガイドライン 第3版

サステナビリティ報告書の事実上の国際標準といえるGRIガイドラインの改訂版のドラフトが1月にリリースされた。
http://www.grig3.org/guidelines.html

今回のドラフトは、報告書作成にあたってのステークホルダーの参画(ステークホルダーエンゲージメント)を重視しているのが大きな特徴と言える。全体構成は、「戦略および分析」「組織のプロフィール」「報告要素」「ガバナンス、コミットメントおよび参画」「マネジメント・アプローチに関する開示とパフォーマンス指標」の5つのパートに分かれ、パフォーマンス指標として2002年版(G2)同様、経済、環境、社会の3つの側面に関して記載されている。

環境パフォーマンス指標を見ると、G2では必須指標16、任意指標19の計35指標が掲載されていたが、G3では30種類となっている。6指標が削除され、従来の指標が2つに分かれている。表現が全体的に平易になっており、G2と比較して利用者が理解しやすくなっている。一方で企業としては記載が難しい生物多様性に関する項目などは依然として残っており、生物多様性など、企業がどこまで何をしなければいけないのかについての議論が緒についたばかりの日本企業では、G3指標の全てを開示することは困難なことが予想される。

GRIでは本ドラフトに対し、パブリックコメントを募集しており(英語のみ)、その内容如何で適宜修正を加え、最終的なG3を本年10月に発行する。

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