« 原発 チェルノブイリを見よ | トップページ | 20~30代で急増する「社内うつ」 »

2006/03/24

今世紀末、氷河融解で海面数メートル上昇

地球温暖化でグリーンランドなどの気温が上昇、21世紀末に、現在より海面が数メートル高かった13万年前と同じ状況になると、米アリゾナ大や米国立大気研究センター(NCAR)などのグループが予測した。100年で数十センチの海面上昇とされていた従来の予測を上回る結果で、24日付米科学誌サイエンスに発表した。

グループは、北極周辺の夏の日射が現在より強かった約13万年前の時代に注目。当時の気候を推定するとグリーンランドの気温は約3度高く、氷がとけ、海面が2~3メートル上昇することがわかった。この海面上昇で南極の氷床が不安定になり、流出すると海面はさらに上がる。この予測は、当時の海面は現在より4~6メートル程度高いという地質学上の証拠から導いた推定ともほぼ一致した。

一方、二酸化炭素の増加が原因となる地球温暖化の将来を予測すると、21世紀末にはグリーンランドの気温が約13万年前と同程度になることがわかった。当時と同じように海面は数メートル上昇する恐れがあり、そうなると世界の海岸部にある低地は水没する。

「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、今後1000年間で5メートル以上、100年で数十センチの上昇を推定しているが、グループは過去には1年に2センチ海面が上昇した証拠もあるとして、上昇が速く進む可能性を示唆した。しかし、阿部彩子・東京大学気候システム研究センター助教授は「13万年前の海面上昇に何年かかったかは不明なので、今後100年間で当時と同じような海面上昇が起こるかどうかはわからない」と話している。

(朝日 3/24)

☆いい情報/記事/コメントと出会えたと思われた方は、クリックをお願いします。
人気blogランキングへ
Blog_ranking_2

☆持続可能な社会と金融CSR【HP版】はこちら♪

☆コラム:「環境と金融」HP開設5周年を迎えて

|

« 原発 チェルノブイリを見よ | トップページ | 20~30代で急増する「社内うつ」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84872/9240518

この記事へのトラックバック一覧です: 今世紀末、氷河融解で海面数メートル上昇:

« 原発 チェルノブイリを見よ | トップページ | 20~30代で急増する「社内うつ」 »