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2006/04/09

アマゾン熱帯雨林、50年までに4割減

環境破壊が現在の速度で進めば、2050年までにアマゾンの熱帯雨林の約40%にあたる200万平方キロが消失し、約100種の在来種の哺乳(ほにゅう)類が生存の危機にさらされる――。こんな報告をブラジルの科学者らがまとめ、英科学誌「ネイチャー」で報告した。従来の想定の倍以上の速さにあたるという。急速に進む私有地の開発に対して科学者らは危機感を強めている。

ブラジルは現在、世界有数の牛肉輸出国。中国への輸出が好調な大豆栽培も増えている。報告によると、アマゾンでは牧畜や大豆栽培など収益が見込める産業に利用しようと、樹木の伐採が急速に進んでいる。これらの物資の輸送のため、これまで人が入らなかった熱帯雨林の中心部を貫く自動車道の建設も進められている。

ブラジル・ミナスジェライス連邦大学のソアレスフィーリョ氏らは、こうした開発を考慮して、様々な想定をシミュレーションした。その結果、私有地の開発が生態系に大きな影響を与えていることから、公的な保護地域を設けるだけの現在の規制では不十分だ、と結論づけた。

従来の計算では、2050年に全体の15%程度の80万平方キロが失われる、と予想されていた。

報告は、農業経営者たちに一定の基準を守らせ、所有地の森林を持続可能な形で管理するように義務づけるべきだ、と提言。この基準を守らない農場主に対して国際市場への参入を禁止する規制も求めている。

こうした規制が実現しても、27%ほどの熱帯雨林の減少は避けられない、とも推定している。

(朝日 4/9)

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