みずほコーポレート銀行が「グローバル環境室」を設置
◆海外融資(プロジェクトファイナンス)、環境配慮をさらに強化
みずほコーポレート銀行は「グローバル環境室」を設置した。融資する海外のプロジェクトファイナンスが環境や地域社会に配慮しているかどうかを確認する。同行は国内銀行で初めて国際的な環境基準である「エクエーター(赤道)原則」を採択するなどの実績があり、環境対応を一段と強める。
英語名称はサステイナブル・デベロップメント・デパートメント(Sustainable Development Department)。同様の名称の専門部署はHSBCやABNアムロなど欧州の銀行で設置が相次いでいるが、邦銀ではまだ珍しいという。国内に3人、米ワシントンに1人の体制を敷いた。
エクエーター原則は2003年6月に米シティグループや英バークレイズなどの欧米主要行が発表した自主的な基準。融資対象のプロジェクトを環境や社会的リスクに応じて三段階に分類し、生態系に大きな影響を与えるなど環境への影響が広範囲に及ぶ「A」なら環境アセスメント(事前影響評価)や開示を義務付けられる。5月末現在で欧米の主要金融機関を中心に41行が採択。みずほコーポレート銀行は2003年10月に邦銀で初めて同原則を採択した。
欧米では環境や社会に責任ある融資を金融機関に求める声が高まっている。みずほコーポレート銀行も「持続可能な社会の発展に貢献する銀行業務を推進したい」(小田原治室長)考えだ。
(日経金融 6/9)
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