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2006/09/28

三井物産、中国で排出権事業拡大

三井物産は中国で温暖化ガス削減事業を拡大する。黒竜江省の化学メーカーと温暖化ガスの一種である亜酸化窒素(N2O)を削減する見返りに二酸化炭素(CO2)換算で九十万トンの排出権を獲得することで合意した。中国で6件目のプロジェクトで、削減対象の温暖化ガスも四種類となる。排出権を安定的に獲得する体制を整えCO2の排出削減を急ぐ先進国の企業などに転売する。
 
新たに温暖化ガス削減で協力するのは黒竜江黒化集団(チチハル市)。硝酸生産工場で原料のアンモニアを分解する際に生じるN2Oを触媒を使って減らす。日中両国や国連機関の承認を得たうえで、2007年半ばに削減事業を開始、三井物産が2012年までに排出権の全量を獲得する。
 
N2OはCO2の310倍の温暖化効果があるとされ削減事業で得られる排出権も大きい。三井物産は国連が7月に承認した新しい技術を使って削減に取り組む。
 
三井物産は中国で四川省と遼寧省の炭鉱で生じるメタンの削減事業に着手。世界銀行が中心になって江蘇省で実施するフロン削減の大型事業にも9%弱出資することを決めた。10月にも事業を開始、1100万トンの排出権を獲得するメドをつけた。
 
排出権の取得源を多様化し、景気拡大を背景に温暖化ガス削減の目標達成が厳しくなりつつある企業の需要に応える。

(日経 9/28)

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