人類の存亡を決める2016年までの10年
国際連合大学 ゼロエミッションシンポジウム2006
「サスティナビリティを考える」(2006/10/20)
山本良一教授(東京大学)の最新レポートより。
「早ければ2016年には地球上の多くの生態系が壊れてしまい、
いわゆる人類絶滅の危機を迎える可能性が極めて高い 」
◆気温上昇と環境影響の予測
(+X度は、産業革命以前の想定気温からの増分)
+1度 (2005年で+1.14度)すでに突破
氷河溶解によりペルー等で飲料水/農業で影響。
アフリカで作物収穫現象、クイーンズランドで
熱帯雨林の50%減少など。
+1.5度 2016年 (10年後)
インド洋中心にサンゴ礁が死滅。グリーンランドの
気温が2.7度を超え、氷床の全面溶解開始。
+2.0度 2028年 (22年後)
海面上昇とサイクロンの巨大化。10~28億人に
水ストレス。サンゴ礁の97%が死滅、世界的に
穀物収穫量激減し1200万人~2億人が
飢餓リスクにさらされる。
+2.5度(2042年)(36年後)
豪州カカク湿地・中国北方森林が完全消滅。
南アの固有植物2800種が消滅。
アフリカのグレートレイクのエコシステム崩壊。
チベット高原の永久凍土が溶解し砂漠化
+3.0度 2052年 (46年後)
世界人口の50~60%がデング熱にさらされる。
西南極大陸氷床の不安定化
◆山本良一教授の仮説
「+1.5度」を突破すると、その後の対策を施しても「+2.0度」は回避できないと考えられ、「+2.0度」を達成すれば、即座に人類が絶滅する訳ではないとしても、人類の滅亡へ向けてポイント・オブ・ノーリターン(引き返せないポイント)を超える可能性が高い
山本 良一 (編集), Think the Earth Project (編集)
◆James Lavelock 氏 のコメント(2006/01)
「地球は地球温暖化の引き返すことのできない時点を通り過ぎてしまった」
◇ガイアの復讐 (単行本)
ジェームズ ラブロック (著), James Lovelock (原著), 竹村 健一 (翻訳), 秋元 勇巳
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