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2007/02/13

ヒマラヤ氷河 温暖化で5分の1へ IPCC、水源の崩壊指摘

地球温暖化が世界に与える影響を評価した国連「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の最終草案が明らかになった。現在のペースで温暖化が進んだ場合、ヒマラヤ山脈の氷河が2035年までに1995年時の5分の1に縮小するとの分析を例示。氷河の融解で洪水が増え、水源の崩壊が進むのは「ほぼ確実」との見解を示した。4月初旬にベルギーで開かれる作業部会で審議し、採択する予定。

草案は、他地域での氷河や積雪の融解も含め、世界人口の6分の1以上が、氷河などとして蓄えられている水量の減少で影響を受ける可能性が高いと指摘した。アジアでは50年代には1億8500万~9億8100万人が水不足の状況下に置かれると予測している。

生態系の異変に関しては、地球の平均気温が1・5~2・5度以上上昇した場合、種のおよそ20~30%が取り返しのつかない絶滅の危機にさらされるとの新たな見解を提示。アジアでは30年後に30%のサンゴ礁が消失するなどとの予測を示した。東アジアでは、20年代までに予想される1度の平均気温上昇で、農業かんがいに必要な水量が6~10%増えるなどと分析している。北ヨーロッパでは寒冷な期間が短くなることで小麦などの農業生産量が増加すると予測した。

地球温暖化がもたらす経済的な損益は、地域ごとに異なるとしながらも、全体的には損失となる可能性が高いと指摘。損失は年々増大するだろうとしている。

IPCCは、各国が推薦する科学者で構成。これまで1990年、95年、2001年の3回報告をまとめている。

(産経 2/12)

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