« 国際通貨としてのカーボン | トップページ | 証券優遇税制の恩恵は少数の富裕層に集中 »

2007/04/15

CO2排出量ゼロの町へ NYウッドストックの挑戦

大都市ニューヨークの郊外にある町ウッドストックが、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量を10年後までにゼロにしようとする試みに取り組んでいる。住民からは幅広い支持が寄せられ、目標達成の可能性に期待がかかる。

ウッドストックは1969年、「愛と平和」をテーマにしたロックフェスティバルのタイトルとなったことで知られ、今も多くのアーティストらが住む人口6200人の町。その議会で先月、2017年までに「CO2の正味排出量をゼロにするための政策を実施する」との決議案が採択された。決議に法的拘束力はないが、環境調和型の住宅建設や自転車道の設置、植樹、公用車へのバイオディーゼル燃料導入など、具体的な方法がリストアップされている。

「正味」排出量とはつまり、CO2の削減量を差し引いた値だ。住民らは従来通り車の運転を続けてもいいが、その代わりに太陽電池パネルの設置や地熱発電の利用などで埋め合わせを図る必要がある。

米国では最近、地方都市が独自の温暖化対策に取り組む例が増えている。テキサス州オースティン市の「気候保護計画」やオレゴン州ポートランド市の「持続可能な発展」担当部署の設置などがよく知られているが、ウッドストックにはこれらの大都市にない利点として、工業施設をほとんど持たず、住民たちの意識も比較的高いなどの特徴がある。

ただ住民の間では、「目標設定には賛成だが、本当に実現できるのか」との声も多い。この町には平日をニューヨーク都心で過ごす「週末族」も多く、かれらの協力をいかにして得るかも大きな課題だ。しかし、町の環境委員としてプロジェクトを率いるランドルフ・ホーナー氏は「今後10年で化石燃料の価格はますます高騰する。太陽光発電や地熱発電への切り替えは、家計経済からみても理にかなう選択となるはずだ」と話し、住民に積極的な取り組みを呼び掛けている。

(CNN 4/15)

★有意義な情報/記事と出会えた!と思われた方は、クリックをお願いします!
人気blogランキングへ
Blog_ranking_2


☆持続可能な社会と金融CSR【HP版】はこちら♪

|

« 国際通貨としてのカーボン | トップページ | 証券優遇税制の恩恵は少数の富裕層に集中 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84872/14693152

この記事へのトラックバック一覧です: CO2排出量ゼロの町へ NYウッドストックの挑戦:

« 国際通貨としてのカーボン | トップページ | 証券優遇税制の恩恵は少数の富裕層に集中 »