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2007/05/09

持続可能な森林経営

2007年4月16日から27日まで、米国・ニューヨークの国連本部で、国連森林フォーラム第7回会合(UNFF7)が開催され、国連加盟国100か国以上、森林関係の国際機関・条約事務局、NGO・産業界などから多数の出席者が参加した。
 
UNFFは00年10月の国連経済社会理事会で、全ての森林で持続可能な経営を推進することを目的として設立された組織。
 
今回の会合では、第6回会合での合意内容を盛りこんだ「全タイプの森林に関する法的拘束力を持たない文書(Non-Legally Binding Instrument=略称:NLBI)」と、NLBIの内容を実施していくための「多年度作業計画」が検討され、採択された。
 
NLBIは、「森林減少傾向の反転」、「森林由来の経済的・社会的・環境的便益の強化」、「保護された森林・持続可能な経営を行っている森林面積の大幅増加とこれらの森林からの生産物増加」、「持続可能な森林経営のためのODA減少傾向の反転」--の4つを2015年までの世界的な目標にすることや、各国が取り組むべき持続可能な森林経営の推進策の内容を盛り込んだ文書。
 
また「多年度作業計画」は、(1)2015年まで国連森林フォーラムの会合を2年に1度開催し、4つの世界的目標の進展やNLBIの履行状況を検討すること、(2)今後の各会合で、気候変動、生物多様性などの個別テーマや、分野横断的な課題「実施手段」、「森林法の施行・運営(ガバナンス)」を検討すること、(3)地域レベルの取組みを促進し、その成果を地球規模のレベルに反映させていくこと--を示す文書。
 
この2文書は今後、国連経済社会理事会でも決議され、採択される予定。
 
なお、環境省は今回の結果について、「2文書の採択は世界の持続可能な森林経営促進にとって前進であると評価できるが、法的拘束力のないこれらの文書が今後実効性を持つかどうかは、各国が(文書に示された)約束を着実に果たしていくかにかかっている」とコメントした。

【環境省】

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