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2007/05/27

中国から汚染物質が「越境」

◇九州北部・山口で光化学スモッグ注意報 中国から流入か

九州北部や山口県で27日、光化学スモッグ注意報が相次いで発令された。北九州市では85の小学校で運動会が中止されたほか、児童ら約360人がのどや目の異常を訴えた。注意報の発令は4月末から続発しており、専門家は今回も中国から汚染物質が「越境」してきたのが一因と見る。

北九州市によると、同日朝から光化学スモッグの原因となる光化学オキシダントの濃度上昇を観測、午前8時45分に市内全域に注意報を発令した。4月26日に10年ぶりの注意報を出して以来、今年になって4回目だ。

注意報を受け、市内にある小学校132校のうち85校で予定されていた運動会がすべて中止となったうえ、児童294人と保護者6人、教職員62人が目やのどに異常を訴えた。病院で治療を受けた人はいなかった。運動会はいずれも29日以降に延期して行うという。

また、同市は光化学オキシダントの濃度を少しでも下げようと、ばい煙を出す市内の企業27社に対し、原因物質の窒素酸化物などの排出量を20%程度削減するよう要請した。

熊本県は苓北町と天草市にそれぞれ注意報を発令。県内での発令は今年7回目となった。県は苓北町内の九電苓北発電所に石炭使用量を約20%減らすよう要請した。

長崎県でも正午前に五島市で、午後1時半に佐世保市で注意報が発令された。五島市では13の中学校が参加する体育大会があり、佐世保市でも32の小学校で運動会が開かれたが、中止した学校はなかった。県にも体調不良を訴えた児童らの報告は入っていないという。

山口県では午前10時すぎから午後3時すぎにかけて、美祢や宇部、周南、光など8市で注意報が出された。被害の報告はないという。県環境政策課は「注意報が発令された場所を見ると、まるで時間とともに西から東へ広がっていったようだ」と話した。

福岡県保健環境研究所の岩本真二・大気課長は「九州の南に梅雨前線があり、中国から九州に向けて風が吹き込む気圧配置だった。大都市や工場がない長崎県の五島、壱岐でも高濃度の光化学オキシダントが観測されており、今回も中国からの流入が原因ではないか」と話している。

(朝日 5/27)

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