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2007/05/02

温暖化:氷河後退、地殻が急激に隆起 米アラスカ州

米アラスカ州南東部で地殻の急激な隆起が起きていることが、東京大、東北大、アラスカ大など日米研究チームの観測で判明した。重し役の氷河が地球温暖化で後退し、地殻が膨張したためだ。変動率は年間約3センチで、約2万年前の氷河期終了後に地殻が隆起した北欧やカナダ北部の3倍近いという。温室効果ガスを排出する人間活動が、間接的に大地を動かしたと言えそうだ。

アラスカ州南東部は厚さ約1.5キロの巨大氷河に覆われていたが、18世紀半ばの産業革命以降後退が進んだ。これまでに約3000立方キロ(東京ドーム約250万個分)の氷が消え、氷河はほとんどなくなった。

研究チームは観測地点の標高が増すほど重力が小さくなることを利用し、地殻変動を推定した。

06年夏に5地点で重力を精密測定した結果、19年前の観測記録が残る1地点では加速度が0.102ミリガル(ガルは加速度の単位)減少していた。GPS(全地球測位システム)の測定データを組み合わせて解析したところ、地殻が約54センチ隆起したことが分かった。他の4地点も重力は減少傾向にあった。

孫文科・東京大准教授(測地学)は「氷河の大規模な後退は、地球全体の形を微妙に変える。地球の自転速度にも影響を及ぼす恐れがあり、今後も観測を続けたい」と話す。

(毎日 5/1)

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