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2007/06/01

ブラジル先住民:サトウキビ増産でアマゾン破壊訴え

ブラジル先住民、カヤポ族の長老が31日、東京都千代田区の外国特派員協会で会見し、バイオエタノールの原料となるサトウキビの増産などで急速に開発が進むアマゾンの現状を訴えた。

会見したラオーニ・メトゥティレさんは「言い伝えによれば、森を破壊すると風が吹き荒れ、ひょうが降り、悪いことが世界に起こる。破壊するままに任せれば、世界は終わってしまう。森をなくさないために支援してほしい」と語った。

ラオーニさんを招いたNGO「熱帯森林保護団体(RFJ)」の南研子代表によると、ブラジルでは「環境に優しい」と言われるバイオエタノールの日本、米国向け輸出に向けて、サトウキビの増産が予定されている。ここ数年、穀物生産や牧畜目的も含め、アマゾンでは毎年、東京都の12倍にあたる2万6000平方キロの熱帯林が消失。開発は先住民のために保護されている土地の近くまで迫っているという。

南さんは「アマゾンの森の破壊と私たちの生活は関係している。私たちが当たり前に享受している豊かさを考え直し、自分にできることを続けてほしい」と呼びかけた。

ラオーニさんは、広島市で開かれていた「アマゾンインディオ文化展」に合わせて来日。同展は7月14日から川崎市の岡本太郎美術館でも開催される。

(毎日 5/31)

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コメント

食糧 vs エネルギー
http://csrfinance.cocolog-nifty.com/mirai/2007/05/vs_41ec.html
で書かれているように、現在の価格形成の仕組みの中では、農家にとってみれば高く買ってくれるものを作るということは合理的な行動と言えます。それゆえに農家に向かって穀物の燃料原料への転用を責めても問題の解決にはならない。農家に損をする選択をせよという権利は誰にもないからです。

農家の行動を変える力を持つのは価格によるインセンティブを持たせることであり、食糧としての穀物価格を燃料としてのそれよりも高く維持するしかないでしょう。

取り得る政策としてはいくつかありますが、営利企業の強力なロビー活動の影響力を考えれば、実現可能性はかなり低いのだろうなと思われます。

先進国の豊かな人々は、貧しい人々1億人の食料を収奪してでも、排気量が大きく燃費が悪い高級車を乗り回すことを止めようとはしないでしょう。

日本人も高級嗜好品の類を社会から一掃して質素な生活に転換し、消費しなくなって余剰となる富を貧困層の生活の向上に使おうとはしないはずです。

すべての問題の根本には「自分さえよければ、他人よりも自分の方がいい思いをしたい」という欲求があります。

投稿: ペンギン | 2007/06/03 14:58

バイオ燃料の国際的加熱には、冷静な判断が必要でしょう。燃料にするバイオマスの基本は、すでに今存在するもので、用途がなく廃棄されているものをベースにすべきだ。食料などから、バイオ燃料を作るなど、言語道断の話であり、持続可能であろうはずがない。

投稿: 筒見 憲三 | 2007/06/01 13:36

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