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2007/08/06

あいと地球と競売人

16年前、地球環境保護を願って1冊の漫画を描いた島根県の少女をモデルに制作されたミュージカルが、今月、初めて東京で上演される。

少女は漫画を描き上げた直後に急逝したが、漫画は世界80か国以上で読み継がれている。関係者は「東京で、彼女の遺志を多くの人に伝えたい」と上演の成功を期待している。

このミュージカルは、「あいと地球と競売人」。1991年、地球環境の保護を訴える漫画「地球の秘密」(約30ページ)を描いた島根県斐川町の小学6年生、坪田愛華さん(当時12歳)をモデルにしている。

絵が得意だった坪田さんは、環境問題について考える学校の課題で、この漫画を2か月かかって制作。だが、描き上げた日の夜、脳内出血で倒れ、帰らぬ人となった。「地球の秘密」はその後、11か国語に翻訳され、アジアやヨーロッパ、米国など80か国以上で読まれている。

ミュージカルは、坪田さんの遺志を形にしようと、島根県が制作。汚れつつある地球をひそかに競売にかけて売り払おうと考える妖怪に、地球を思いやることを漫画を通して人々に訴える「あいちゃん」が立ち向かうストーリーだ。

同県内の児童らから出演者を募り、94年以降、県内各地で上演されてきた。県民手作りのミュージカルだが、劇団四季で振り付けなどを手がけた山田卓さんら著名な演劇関係者も協力。2005年には愛知万博でも上演した。

東京公演で「あいちゃん」を演じるのは、松江市の中学1年生、前島歩乃果さん(13)。小学2年生の時からこのミュージカルに出演しており、今回、念願の主役を射止めた。

ミュージカルと出合い、移動には自転車やバスを使ったり、ゴミの分別をしたりするようになったという前島さん。大舞台での公演を前に、坪田さんの墓参りをした。「まだ環境問題が身近でなかった16年前にあんな漫画を描いたなんてすごい。一人でも多くの人に見てもらい、『自分だけはいいや』という考えの人をなくしたい」と語る。

東京公演は、渋谷区の青山劇場で今月21~22日に上演。問い合わせはしまね文化情報コーナー(電話0852・22・5556)まで。

(読売 8/6)

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