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2007/10/27

ヨシ原などの生物、6割「絶滅の恐れ」

環境省は、全国の主要な干潟で、泥の表面や内部にすむ底生生物の生息調査を実施し、カニやゴカイ、貝など1667種を確認したことを明らかにした。このうちヨシ原やマングローブ林など干潟に隣接する海岸近くの塩性湿地では78種の生物が見つかったが、うち6割にあたる46種は絶滅の危険性が高いという。埋め立てなどで湿地の縮小や消失が進んだ影響とみられる。

干潟にすむ底生生物は、水の汚れを浄化したり漁の対象になったり、人間とのかかわりも深い。だが、全国規模の調査データはなく、02年度から31都道府県の計157カ所で目視や採集をして調べた。

国内の干潟面積の4割を占める九州・有明海の干潟では、調査した13地点すべてで生物50種以上が見つかり、巻き貝のアズキカワザンショウなど有明海特有の種も多数確認された。ただ、激減した種もあり、長崎・諫早湾の干拓で干潟や浅海域が失われた影響もありそうだという。

沖縄県の泡瀬干潟では、以前は多く見られたリュウキュウサルボウなど複数種の二枚貝が今回は確認できなかった。

千葉県の三番瀬では、アサリやシオフキといった食用になる二枚貝や、ゴカイ類などが引き続き確認された。

地域別にみると、出現種数が最も多かったのは九州で700種。続いて沖縄630種、中国・四国454種、近畿380種など。その地域にしかいない地域特有種は沖縄が118種で最も多かった。北海道や小笠原諸島、九州でも地域特有種が目立ち、豊かな生物多様性がうかがえた。

(朝日 10/26)

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