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2007/10/10

「海藻の森」破壊深刻・マングローブも半減

沿岸開発により、藻場と呼ばれる海藻群落が過去10年間で少なくとも120万ヘクタール破壊され、沿岸のマングローブ林は既に50%以下に減ってしまうなど海の環境が急激に悪化、日本も広範に行っている公海漁業によって魚資源の減少も著しいとする報告書を米国の環境シンクタンク、ワールドウオッチ研究所が9日までにまとめた。

同研究所は、この傾向を止めるには、保護区の拡大などを早急に進めるのに加え、違法な漁業や乱獲を防ぐために現在ほとんど規制がない公海漁業の規制を強化するなど、国際的な海洋保全対策を求めている。

各国の専門家の研究成果に独自の調査結果を加えてまとめた報告書によると、藻場同様、多様な生物の生息地として重要なさんご礁も全体の20%がほぼ破壊され、50%が破壊の危機にさらされている。

沿岸開発に加えて陸上からの汚染物質や土砂の流入が大きな原因で、インドネシアではさんご礁周辺の海洋汚染のため生物種が30―60%も減ったとの報告もあるという。

マグロやタラ、サメなど漁業や生態系にとり重要な魚資源の減少も深刻で、世界の漁獲量の20%を占め、年間90億ドルの利益を上げている「違法・無報告・無規制の漁業」の横行が原因の一つだと指摘している。

報告書は、海面上昇の影響で2080年までに沿岸の湿地の少なくとも20%が消滅することや、海水温の上昇で起こるサンゴの白化が深刻化するなどの予測結果を紹介。「地球温暖化が海洋や沿岸の環境をさらに悪化させることになる」と警告。公海漁業の規制強化や海洋保護区の大幅な拡大などの重要性を指摘した。

〔共同 10/9〕

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