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2007/11/10

地球のCO2吸収力低下、温暖化の悪循環

大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が2000年以降、急速に上昇しているのは、排出量の増加だけでなく、大地や海洋による、CO2の吸収能力が低下し始めているためであるという分析結果を、豪欧米の国際研究チームが発表した。米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。

産業革命前に280ppm(ppmは100万分の1)だった大気中の二酸化炭素の濃度は、06年は381ppmに増大。上昇率は、1980年代の毎年1・58ppm、90年代の同1・49ppmから、2000年以降は同1・93ppmへと急増している。

研究チームはその原因を、排出量の統計や、気候変動のコンピューター実験などのデータを活用して分析。00年以降の増加量のうち、65%は経済発展、17%はエネルギー効率の低下による排出増加だが、残る18%は地球の吸収能力の衰えによるものだとわかった。

研究チームは、温暖化によって大気の循環が変動、風の吹き方が変わることで、南半球ではCO2濃度が高い海水が表面に上がり、海洋がCO2を吸収しにくくなっているとみる。さらに、干ばつでCO2の吸収源となる植物の成長が遅れたことなど、地球温暖化の現象自体が、吸収能力をますます低下させる悪循環を指摘している。

(読売 11/10)

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