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2007/11/12

PCB:ヘドロを液化DMEで洗浄…完全除去

有害物質PCB(ポリ塩化ビフェニール)を含んだヘドロを、液化したジメチルエーテル(DME)で洗うと、PCBをほぼ完全に除去できることが京都大と財団法人電力中央研究所(東京都)の実験で分かった。非加熱で処理でき、必要なエネルギーも少なくて済むのが特長。16日から山口大で開かれる土木学会第44回環境工学研究フォーラムで成果を発表する。

DMEは人体などに無害で、常温・常圧では気体だが、加圧して液体になると水分を吸収する性質がある。この特性を利用し、河川から採取したヘドロ1グラムを液化DME180ミリリットルで36分間洗浄した結果、PCBは最大99.1%、水分は同96.6%を除去できた。

ヘドロから有害物質を除去する技術としては、アセトンなどの有機溶媒を使う方法が既に確立されている。しかし、処理後の土壌に残った溶媒の再処理が必要になるなど効率が悪い。一方、DMEは次世代燃料として利用が進んでおり、安全性や安定供給の面でも有望視されているという。

研究グループの高岡昌輝・京都大准教授(環境工学)は「洗浄後、気化するDMEの再利用法を確立すれば、無害化処理のシステムとして実用化できる」と話している。

PCBは「カネミ油症事件」の原因となった有機塩素化合物。74年に製造・使用が禁止された。

(毎日 11/12)

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