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2007/12/04

気候変動で食糧価格が上昇の可能性

北京――ワシントンに本部があるシンクタンク、国際食糧政策研究所は4日、気候変動の影響で食糧価格がここ数年の低下傾向から近い将来、上昇に一気に転じる可能性があるとの報告書を発表した。

気温上昇による生産力低下や経済成長が著しいインド、中国での食糧消費の増大などの影響で貧困国の国民による食糧確保が一段と困難にある恐れがあるともしている。

同研究所によると、世界の食糧価格は技術革新による生産性が高い農場開発などでこれまで低下の一途を辿ってきた。価格が最後に上がったのは1973年─74年だが、現在の状況は気候変動の深刻化などで当時と全く異なると指摘。

地球温暖化現象などの影響で農地が目減りし、世界の農業生産は2020年までに最大で16%減少すると予測。特に気候変動の影響が大きいアフリカ諸国では小麦栽培の土地が消滅する恐れがあるとも予想している。

また、今後需要が膨れるバイオ燃料栽培のために農地転作が進み、結果的に他の農作物の量が減り、価格増にはねかえるとも指摘している。さらに、インド、中国で加工食料品、高価な肉類や乳製品への需要が高まり続けてこれらの商品の国際的な値段を押し上げ、牛のエサとなる主要穀物の価格をはね上げる結果にもなりつつあると説明している。

その上で、食糧価格を下げるためには先進国を含む全世界で食糧輸入の貿易障壁を早急になくすのが良策と提言している。

(CNN 12/4)

◇解説映像「地球温暖化シミュレーション 1950 - 2100」

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