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2007/12/28

オランダ環境大臣 マレーシアのパーム油生産に懸念

オランダ住宅・国土計画・環境省のクラーマー大臣は、12月10日・11日にマレーシアを訪問し、同国のチン大臣に、パーム油の生産が環境に悪影響を及ぼさないようにという懸念を伝えた。
 
パーム油は食品の原料として、またバイオマスとして重要な産品であるが、その生産に伴って、森林伐採や生物多様性の喪失、食品価格の上昇といった問題が生じるおそれがある。泥炭地で森林が失われると、大量のCO2が排出される可能性もある。
 
マレーシアは、世界の企業やNGOが参加して策定した「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」基準をパーム油の認定基準に利用しようとしているが、この基準には、オランダやEUが重要だと考えている2点、すなわち(1)CO2バランス、(2)間接的な悪影響への対処方法(森林伐採、生物多様性の喪失、食糧生産との競合等への対処方法)について取り扱ったものではない。
 
このうち、CO2バランスについて、オランダとマレーシアは、偏りの無い科学者の意見を国際的に求めていくことを今回、合意した。クラーマー大臣は、オランダの研究者数名にこの件で連絡をとる予定である。マレーシア側は、パーム油の生産に伴う間接的な悪影響を一層透明化する方法について検討したいとしている。
 
マレーシアは世界有数のパーム油生産国で、2005年のパーム油生産量は1500万トン、世界の生産量の45%を占める。最大の輸入国は、中国とEU(特にオランダ)である。

【オランダ住宅・国土計画・環境省】

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