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2008/01/01

温暖化:北極点の氷「消滅も」

2008年夏の北極点周辺は厚さ1メートルの薄い「1年氷」しか張らない可能性が高いことが、海洋研究開発機構の解析で分かった。北極海の海氷面積が最小を記録した今夏並みの暑さだと、北極点から海氷が消える恐れがある。同機構によると、氷同士の衝突などで一時的に北極点の氷がなくなったことはあったが、気温上昇で広範囲の氷が消滅すれば、人工衛星による観測が始まった78年以降初めてとなる。

同機構の島田浩二グループリーダー(極域気候学)らは、米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星「AQUA(アクア)」が今月観測した北極海の海氷のデータを分析した。

北極点周辺は本来、夏でも、固まって数年たった厚さ3メートル程度の「多年氷」で覆われてきた。しかし、今月の北極海は米アラスカ沖から北緯88度付近まで多年氷が消失。ここ1~2カ月で形成された厚さ1メートル程度の1年氷で埋まっていた。

北極海の海氷は風と海流で動く。同機構が過去10年の海氷の動きを基に08年の動きを予測すると、8~9月の北極点は1年氷で覆われるとの結果が出た。

北極海の海氷は減少傾向にある。今年夏はベーリング海峡北部で平均気温が平年より4度も高く、海氷は9月に過去最小の420万平方キロと、観測開始時の半分近くになった。

島田さんは「温暖化の影響で北極海の氷はどんどん薄くなっている。今夏のような気候が続けば9月までに北極点周辺の氷が消える恐れが強い」と話す。

海氷が減って海水面の面積が増えると、太陽熱を吸収しやすくなるうえ、南からの温かい海水が流入しやすくなり、さらに氷が解ける悪循環に陥る。

毎日新聞 2007年12月31日

◇解説映像「地球温暖化シミュレーション 1950 - 2100」

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