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2008/04/01

ナイジェリアの森林は12年後に全消滅、専門家が警告

ナイジェリアでは森林破壊が現在のペースで進んだ場合、12年後の2020年までにすべての森が失われる。環境問題の専門家が前週、こう警告を発した。

ナイジェリア政府の諮問機関、National Forest Conservation Council(ナイジェリア森林保全協会)のKabiru Yammama氏は、同国北部の森林はほぼすべて消滅し、砂漠化が南下しており「再生の取り組みがなければ2020年までにナイジェリアの全森林は消える」とAFPの取材に対し語った。

1999年の調査では、北部の森林破壊は年40万ヘクタールの割合で進行。最新の2007年度調査では、北部11州の全耕作地のうち35%が砂漠に飲み込まれ、5500万人以上の生活を脅かしている。この人口は、マリ、ブルキナファソ、セネガル、モーリタニアの人口合計を上回る。

ナイジェリアは天然ガスの埋蔵量で世界7位だが、家庭用ガスのインフラがなく、国民の大半はいまだに調理用燃料を薪や炭に頼っている。木の消費量は年間4050万トン。伐採で北部の森林が消失し、需要の矛先が移動した南部では木炭を作るために森を焼いているが、これは伐採よりも生態系に対しより破壊的で、砂漠化の進行を早めるという。

「対策が施されないままこの状態が続くと、すべての森を失ったエチオピアの仲間入りになる」とYammama氏は危惧する。「森林が破壊された地域は砂漠化、水不足、干ばつの恐れがある」。指摘を裏付けるかのように、ナイジェリアの気象庁は今月始め、特に北部で雨季が短くなりつつあると報告している。北部では30年前に年間平均150日だった降雨日数が、近年では120日にまで減っているという。

2007年の収穫期の降雨日数はこの120日をさらに下回り不作。その影響で食物価格が高騰した。

【3月31日 AFP】

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