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2008/04/16

北京市 大気汚染対策は2カ月で終わり?

【AFP】北京市は14日、記者会見を開き、五輪開催に向けた大気汚染解消措置として、7月20日から2か月間、工場の操業や土木工事の実施を一部停止することを発表した。

北京市環境保護局の杜少中(Du Xiaozhong)副局長はまた、大会期間中は自動車の通行規制も行う計画だとし、詳細は追って発表すると述べた。

副局長は「五輪に向けて良質な大気環境を確保するとの約束を果たすために、これらの措置を実施する」と述べ、順調な進ちょくぶりをアピールした。

市内にある汚染物質排出量が多い19工場が操業停止の対象となる。また、掘削やセメント打ち込みなどの土木作業は停止となる一方、汚染物質排出が少ない作業は継続が許可されるという。

自動車については、大会期間中は市内を走る300万台以上の自動車を約半数に減らす方針だ。

風が少なく空気がよどむ夏季には、市内に汚染物質がとどまる可能性があるが、こうした状況によりこれらの措置が十分に機能しなかった場合は、さらなる工場の操業停止などの追加措置を実施するという。

北京市は世界で最も大気汚染の深刻な都市の1つ。8月8日から24日まで開催される五輪に参加する約1万人の選手の間では、健康被害への懸念も上がっている。

国際五輪委員会(International Olympic Committee、IOC)は前月、独自調査の結果を発表し、屋外で1時間以上継続的に高レベルの運動を必要とする競技を行う選手には「一定のリスク」があるとの見解を示した。例えば、自転車、マラソン、トライアスロン、競歩などがこれに当たる。

杜副局長によると、市は1998年以降、環境向上のために、汚染物質排出量の多い約200の企業の閉鎖などに、200億ドル(約2兆円)近くを投じてきた。

結果は一酸化炭素、二酸化窒素、二酸化硫黄、大気粉塵の4つの主要な汚染物質で改善が見られたという。ただ、主に自動車から排出される粉塵は依然問題だという。

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