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2008/05/06

初夏で激しい異臭を放ち始めた未回収ごみ、ナポリの住民が火をつける

【5月5日 AFP】ごみ処分場不足から大量のごみが回収されずに放置されているイタリア南部ナポリ(Naples)では3日、異臭に耐えきれなくなった住民らがごみに火をつけ、消防隊が出動する騒ぎとなった。

ANSA通信によると、ごみへの放火は30か所にも及び、一時、有毒ガスの拡散も懸念された。

ナポリにおける放置ゴミは、3月初めには4500トンにも達した。その後徐々に回収されたものの、少なくとも1300トンがいまだに放置されている。

ナポリおよびカンパニア(Campania)州のごみ廃棄場の多くが、地元マフィア「カモラ(Camorra)」の管理下にあることが、問題を悪化させている。カモラは、イタリア北部の工場から出た産業廃棄物を違法に運ばせ、合法的なごみ処分取引価格を下落させることで、もうけを得ているのだ。

ナポリは、そうした不法持ち込みを防ぐために複数のごみ廃棄場を閉鎖。5月には3か所が再開されたが許容量は限界で、新しい廃棄場も2009年にならないと完成しない予定だ。

そんななか、EUは、イタリア政府にごみ問題解消への具体的行動を求める裁判所命令を出す動きを見せている。欧州委員会(European Commission)の委員らは、「ごみ問題をマフィアと絡めることで、直接的な原因である『政府の行動と意思の欠如』を隠ぺいしてはならない」と発言している。

前月再選されたシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)首相は、「初閣議をナポリで開いてゴミ問題を協議する」ことを公約に掲げていた。

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