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2008/07/19

地表の24%荒れ地に 世界の森や畑、乱開発で

1981―2003年の間に、森林が破壊されて荒れ地になったり、農作物が育てられなくなったりした土地の面積は、地表面積の24%に当たる約3506万平方キロにもなり、15億人以上が影響を受けているとの調査結果を国連食糧農業機関(FAO)が18日までにまとめた。

大規模な森林伐採や過剰な農耕や放牧が主因で、FAOは「食料難の悪化や難民の発生、生物多様性の減少を招くだけでなく、二酸化炭素の吸収力を減らし、地球温暖化を悪化させることにもなる」と警告した。

米国の地球観測衛星のデータなどを基に、81年7月から03年12月までの各国の土地の状況を調査。植生の変化などから劣化した土地の面積を割り出した。

劣化した土地面積が最も広かったのはロシアの280万2060平方キロ。ほかにカナダ、米国、中国などで広かった。アフリカでは深刻で、スワジランドでは劣化した面積は国土の95%に上り、アンゴラも66%、ガボンも64%だった。日本は森林伐採や土地開発の影響で13万平方キロが劣化したと評価された。

影響を受けた人数は中国が4億5700万人と最多。インドの1億7700万人、インドネシアの8600万人、バングラデシュの7200万人と続いた。森林の無計画な伐採、過剰な放牧など不適切な土地管理が主な原因という。

FAOは「森林や草地の破壊がなければ、この間に、1980年の世界全体の排出量の20%に当たる9億5600万トンの二酸化炭素を吸収していたはずだ」と試算。「温暖化防止の観点からも、土地や森林の管理手法を見直し、土地の劣化に歯止めをかけることが必要だ」としている。

〔共同 7/19〕

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