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2008/07/08

低炭素社会に向けて~2020年エネルギービジョン

Green TV Japan より

最近、新聞やテレビで「再生可能エネルギー」という言葉を聞いたことはありませんか?「再生可能エネルギ−」とは、有限で枯渇する可能性のある石油、石炭などの化石燃料や原子力に対して、自然環境の中で繰り返しおこる現象(具体的には太陽光、水力、風力、バイオマス、地熱、波力など)から取り出すエネルギーの総称です。原油高、地球温暖化の危機の中で、この再生可能エネルギーが注目を集めています。

そんな再生可能エネルギーの最先端を知るのにぴったりなのが、今回ご紹介する、EU(欧州連合)の再生可能エネルギー(renewable energy) の取り組みの紹介番組です。制作は、EUの行政執行機関である欧州委員会のエネルギー・運輸総局。EUは2020年までにEUのエネルギー全体の20%を再生可能エネルギーでまかなう、という目標を掲げています。現状は2005年の統計で全体の8.5%なので、一気に2倍以上に上げようという野心的な目標です。

番組では、その具体策を1つずつ丁寧に紹介しています。最初は風力、水力。いずれも大規模なものから小規模なものまで、分かりやすく紹介しています。次が、地熱と太陽光。家やビルについている様々な太陽光パネルは圧巻です。太陽熱によって家全体をあたためたり、お湯を使っている様子には「ああ、ここまで進んでいるんだ」と実感します。また、鏡を使って太陽熱を作り、その熱で発電をする太陽熱発電も紹介されています。そして最後に出てくるのがバイオマス。最も注目されているエネルギーとして、電力、熱となるだけでなく、バイオ燃料として車などに使えるので将来性が非常に高い、と締めくくられています。

全体を通して、EUの進んだ技術が解説とともに映像で紹介されており「これなら2020年に20%も実現可能だな」と思えます。それに比べて日本は、電力供給源として2014年に電力全体の1.63%に、という非常に低い数値目標です。ううむ、もっと真剣に考えてほしいと切に願います。でも、明るい兆しもあります。東京都が2020年までに20%を自然エネルギーでまかないたいと発表し、他の自治体も独自に再生可能エネルギー関連の政策を打ち出しています。まずは地方自治体からの動きに期待したいところ。ということで、この番組を見た後も、世界の再生可能エネルギーの動向には注目しつづけていきましょう!

【執筆】 阿久津 美穂(Slow Media Works)

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