大洪水で数百万人が孤立 インド
ニューデリー――インド北東部で河川の氾濫による大規模な洪水が発生し、数百万人が孤立している。国軍がヘリコプターや船を使って救援活動を続けているが、電話線や電力網も寸断され、正確な被害状況は把握できていない。当局者が28日までに明らかにした。
インドの国連児童基金(ユニセフ)関係者などによると、1週間ほど前に隣国ネパールの堤防が洪水で決壊し、周辺の村を飲み込んで住宅など22万5000棟を破壊、州に至る道路はすべて冠水した。
最も大きな被害が出ているビハール州の災害対策局によると、州内を流れるコシ河の氾濫により725の村が孤立し約200万人が被災。隣接するウッタル・プラデシュ州でも被害が出ている。インド内務省は28日、これまでに少なくとも87人の死者が出ていることを明らかにした。
現在、国軍が出動して救助活動に当たり、食料や医薬品をヘリコプターで投下するなどの活動を続けている。
洪水の影響でコシ河は流路が変わり、元の川底から約120キロ東部に移動した。コシ河はモンスーンの季節になると洪水を起こすことから地元では「悲しみの河」と呼ばれている。当局者はCNNに、今回のビハール州の洪水は過去80年で最悪だと話している。
(CNN 8/28)
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