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2008/10/22

気候変動問題への対応で世界が変わる 2030年の世界は?

気候変動への対応で世界がどのように変わるか、2030年の世界を描いた報告書「気候の将来(Climate Futures)」が、イギリスの民間団体フォーラム・フォー・ザ・フューチャーとヒューレット・パッカード研究所によって作成された。
 
調査では、専門家へのインタビューやワークショップ、文献調査などを通じて、気候変動への対応に影響を及ぼす7つの要因(気候変動の影響、市民の態度、産業界の対応、世界経済の特徴、天然資源の利用可能性、政治的な対応、技術開発・導入)を抽出。
 
これを踏まえて、気候変動に全く異なった方法で対応する、次のような5つのシナリオを導き出した。

(1)効率最優先:エネルギー効率化技術や新技術で低炭素経済を実現。中東や北アフリカの砂漠は緑の大地に。

(2)サービス変革:炭素価格を非常に高く設定し、モノ経済からサービス経済へ移行。オリンピックでは、選手は家にいながら、バーチャルで参加。

(3)進歩の再定義:世界経済は2008~2018年まで停滞し、環境負荷が少ない、家族や友人との時間を大切にするような、地域に根ざした新しいライフスタイルにシフト。

(4)環境戦争経済:ポスト京都議定書の合意に失敗し、対策が遅れる。その後、強硬な対策をとるが、効果は限定的で、南極大陸に環境難民が移住。

(5)保護主義の世界:グローバリゼーションが後退。気候変動への協調行動は不十分で、資源争奪戦争が勃発し、世界はブロック化される。
 
なお、いずれも2030年の世界を描いたものだが、将来を予測したものではなく、どれが最も現実的かは不明だという。
 
報告書の筆者らは、読者が将来の変化に備え、戦略を考えるためのツールとして各シナリオを活用することを期待している。

【Forum for the Future】

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