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2009/02/01

出生異常の増加、環境汚染が強力に影響 中国各紙

【2月1日 AFP】中国では30秒に1人の割合で、先天性の身体的欠陥のある新生児が生まれており、その原因の一部として環境汚染の悪化を挙げられると、政府の家族計画担当高官が指摘した。週末の国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)が発言を掲載した。

同紙が引用した国家人口・計画生育委員会(National Population and Family Planning Commission)のJiang Fan副委員長によると、中国では現在、新生児の約7%に当たる年間約110万人の子どもが身体的障害を持って生まれており、その数は確実に増え続けている。

香港の日刊紙、大公網(Ta Kung Pao)が1月に発表した出生異常率はこれよりも少なかったが、それでも全新生児の4-6%と指摘していた。

南京大学医学院付属楼鼓病院(Affiliated Drum Tower Hospital of Nanjing University)のHu Yali教授は「要因は複雑」と語る。同教授はこれまでの研究から、環境汚染によって引き起こされる先天性欠陥が10%、遺伝要因によるものが25-30%、残りはこの2つの複合結果だと推測されると同紙に語った。

チャイナ・デーリーによると、中国北部の石炭生産地、山西(Shanxi)省は大規模な化学産業地帯から大量の有害物質を排出しており、国内でも出生異常率が最も高い。同省の家族計画担当長官は「環境汚染と連関する問題。特に8つの炭坑地域で顕著だ」と述べた。

西安交通大学(Xi'an Jiaotong University)で女性と子どもの健康を調査するPan Jianping教授は、このままの割合で出生異常が増えていけば、「経済発展や生活の質を左右する」社会問題となるのは時間の問題だと警鐘を鳴らす。同教授は「障害のある子どもの養育は家族に、特に貧困地帯である地方部で、多大な経済的負担を課す」と懸念している。

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