風力発電で米国がトップ 世界全体で導入加速
【ワシントン3日共同】2008年に世界で風力発電の出力が前年比で約1.3倍に急増し、米国がドイツを抜いてトップに躍り出たことが、世界風力エネルギー協会(本部ベルギー)の統計で3日までに分かった。
オバマ米大統領は3年間で風力や太陽光などの代替エネルギーを倍増する方針を打ち出しており、米国の風力発電導入はさらに加速しそうだ。
同協会によると、08年に世界全体で新規に導入された風力発電の出力は約2700万キロワットで、1位の米国(31%)と2位の中国(23%)で半分以上を占める。この結果、既設の総出力約1億2100万キロワットのうち、約2500万キロワットの米国が約2400万キロワットのドイツを上回って首位となった。
日本の新規導入は米国の20分の1にも満たない約36万キロワット、既設では約190万キロワットにとどまり、いずれも国別上位10位以内に入っていない。
同協会によると、08年の風力発電市場は475億ドル(約4兆2600億円)と好調だったが、金融危機の拡大で新規事業への民間融資が停滞するようになったため、政府による投資が期待されているという。
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