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2009/03/26

田園に開発されたエコ住宅地、売れ行き好調 米ジョージア

米ジョージア州パルメット(CNN) 緑の森が広がる田園風景の中に、4年前から開発されている新興住宅地。米ジョージア州アトランタ南郊の「セレンビー」というコミュニティーだ。住民同士の交流や自然との共生というテーマが人気を集め、全米の不動産不況をよそに、住宅や宅地は好調な売れ行きを示している。

約5000万坪の森に囲まれたのどかな田園に建設されているのは、英国の村をモデルにしたという家並み。水処理やごみの堆肥化、リサイクルなどの共同施設が設けられ、約3万坪の農場ではさまざまな作物が有機栽培される。住宅の価格帯は3000万円台からで、すべて省エネ、省資源、耐久性などの環境基準を満たしている。

セレンビーには現在約160人が暮らす。アトランタに通勤する若い世帯から自営業者、退職者まで、その背景はさまざまだ。道行く人々は親しげに声をかけあい、住民が開いたブティックや画廊、レストランなども増えてきた。レストランは、畑で取れたばかりの有機野菜などを使ったメニューが話題となり、地元や遠方からの客でにぎわっている。

米不動産業界では昨年、新築住宅販売が37%近く落ち込み、今年もこれを上回る減少が予想されている。だがセレンビーは、1月以降だけで住宅4件、宅地5件が売れるという好調ぶりだ。

セレンビー開発の創始者は、アトランタから移り住んだ実業家のスティーブ・ナイグレンさんと妻のマリーさん。1991年、まず週末の別荘として約11万坪の土地付き農家を購入し、牧歌的な暮らしに魅了された。3年後には永住を決めて、住居と仕事場をこの地に移した。乱開発を恐れた夫妻は、さらに110万坪の土地を買い上げ、計画的なコミュニティーづくりに着手したという。「どんな暮らしをしてどのように人とふれあい、何を食べるか。すべての面で環境を尊重することが、まちづくりのテーマです」と、マリーさんは話す。

夫妻さんが当初、セレンビーの構想を持ち込んだ開発業者の多くは、ビジネスとしての見通しに懐疑的な反応を示した。「ところが最近、その業者たちがカメラや巻尺を持ってよくやって来るようになった」とスティーブさん。「環境重視を打ち出した高品質の住宅地は売れるということに、ようやく気づいてくれたようです」と、笑顔を見せた。

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