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2009/08/02

牛糞で発電、年間20万ドルのコスト削減 米酪農家

ペンシルベニア州ロックウッド(CNN) 米ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外で4代にわたって酪農を営むショーン・セイラーさん(36)が、牛の排泄物「糞(ふん)」を利用した発電装置を導入して約3年。年間20万ドルのコスト削減に結びついたほか、牛糞の臭いに対する苦情も減り、発電後の廃棄物を腐葉土として販売できると、効能を力説している。

セイラーさんの牧場では、約600頭の乳牛を飼育している。毎日、大量に出る牛糞を巨大なタンクに貯蔵。バクテリアの力を借り、約2週間ほど「発酵」させてメタンガスを発生させる。生じたメタンガスを燃やして発電タービンを回し、電力を得る。

牛糞の発酵時にも熱が発生しており、この熱は建物の暖房や給湯器に利用。発電した電気は、牧場全体で使うほか、近所の建物にも売電しているという。また、発電後に残った廃棄物は、肥料として引く手あまた状態となっている。

発電システムを導入する以前は、牛糞の臭いに対する苦情も多かったが、現在では臭いそのものが98%近く減り、苦情はほとんどなくなった。

牛糞を利用した発電システムは、1970年代の石油ショック期に米国で知られるようになった。しかし、導入コストが高いため、なかなか手が出ない状態だという。

セイラーさんの牧場でも、ペンシルベニア州環境保護局が60万ドルの補助金を出したことから、2006年に導入できた。

セイラーさんは今後、廃棄物を出さない、すべてのエネルギーを自給自足することが目標と話す。牛糞のほか、使い終わった植物油を利用したバイオ燃料を使っていきたいとしている。

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