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2010/05/25

男も知らないとヤバイ「産活」事情

【プレジデント 2010年3.15号】 仕事上のストレスで卵巣機能が低下した女性も多い。出産のタイムリミットが迫ってから「どうしよう」と焦るアラフォーも目立つという。(トレンド発掘隊 隊員3号 牛窪 恵 )

「婚活を始めようと思ってるんですが、私、産めるでしょうか?」

ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニックには、37~38歳(いわゆるアラフォー)になって相談にやってくる女性が絶えない。婚活前の「産活」だ。

「『婚外子』が多い欧米では、20歳前後で婦人科検診を受け始める。でも日本は、『結婚』という関門に直面しないと、出産(産活)に関心がいきにくい」と、同院長の対馬ルリ子氏。

また、女性の社会進出が進んだのはこの10年。仕事上のストレスで卵巣機能が低下した女性も多い。出産のタイムリミットが迫ってから「どうしよう」と焦るアラフォーも目立つという。

対馬院長は言う。「女性の自然妊娠の確率は、20代では1年間に約8割ですが、30代後半で5割、40代半ば以降になると、自然に任せていては数%しか妊娠しません」。

多忙なアラフォーが「産活」とは大変だと思うが、仕事や人生に疲れているからこそ「クリニックにいる間が唯一安らぎの時間」と、リラックスできる女性もいるという。さらに、生理や排卵のリズムを知り、自分の内なる力に気づく。その自信が、短期間で女性を輝かせることもあるらしい。

一方で、20~30代前半でも積極的に「産活」を実践する女性が増えてきた。生理日や基礎体温を管理できるケータイサイトの「ルナルナ女性の医学」は1月、有料会員が150万人を突破。妊娠希望者が約3割を占める。私が取材した中にも、同サービスで生理や排卵の予定日をチェックし、率先して出産計画を立てている女性が複数いる。

働きながら「産める体」をキープするには、これほどの努力が必要なのだ。男性諸氏にも理解しておいてほしい。パートナーの女性に「なにも知らないのね」と言われないために……。

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