« アブダビに世界最大の太陽熱発電所 | トップページ | オバマ大統領、原油流出事故は「環境問題の9.11」 »

2010/06/15

鉛汚染で子供が大量死、世界最悪の被害に ナイジェリア

【CNN 6/14】 アフリカ・ナイジェリア北部のザンファラ州で鉛中毒の被害が広がり、公式統計によるとこれまでに子供111人を含む163人の死者が出ている。

同州のダレタ村では1月から子供の死亡が報告され、6月に入ってようやく汚染された土壌を除去する作業が始まった。被害の正確な実態はつかめておらず、除去作業を主導する米国拠点の環境対策組織ブラックスミス・インスティテュートの関係者によると、死亡した子供は数百人に上るという。これは過去数年に18人が死亡したセネガルを上回り、世界で過去最悪の規模となる。

ダレタでは多くの男性が金鉱労働者で、自宅に持ち帰った鉱石を砕く作業を妻や子供が行っている。しかし金鉱石に極めて高濃度の鉛が含まれることは知られていなかった。

ブラックスミスの調べで村全体が極めて高濃度の鉛に汚染されていることが判明し、鉱石処理作業の大部分は村の外で行われることになった。地元の指導者は「全住民に、自宅から避難するよう指示を出す」と話したが、「貧困のため、強制するのは難しいだろう」としている。

除去作業は時間との闘いになっている。ダレタ村へは車で何時間もかかり、間もなく雨季に入れば近付くことはほとんど不可能になる。作業員の人手不足も解消されていない。高レベルの鉛汚染は7つの村で確認されたが、除去作業が始まったのはダレタ村のみ。ほかにも汚染された村があるのかどうかの徹底調査もなされていない。

ブラックスミス関係者は「この村だけでも雨季の前に済ませたいが、7月半ばまでには豪雨でそれもできなくなり、10月まで待たなければならなくなる。子供たちは今でも(汚染に)さらされている」と危機感を募らせている。

☆カテゴリー「地球環境問題・気候変動」

☆持続可能な社会と金融CSR【HP版】はこちら♪

☆「環境と金融」HP開設6周年を迎えて

★新しい気づきや考えるきっかけに出会えましたか?
人気blogランキングへ
Blog_ranking_2

|

« アブダビに世界最大の太陽熱発電所 | トップページ | オバマ大統領、原油流出事故は「環境問題の9.11」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84872/48633846

この記事へのトラックバック一覧です: 鉛汚染で子供が大量死、世界最悪の被害に ナイジェリア :

« アブダビに世界最大の太陽熱発電所 | トップページ | オバマ大統領、原油流出事故は「環境問題の9.11」 »