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2010/08/28

海洋発電所を2012年度に建設…波力など利用

経済産業省は25日、波力や海流などの海洋エネルギーを利用して発電する「海洋発電所」を実用化する方針を固めた。

2011年度に実証実験を行い、12年度に産官学共同で発電所を建設し、16年度以降の実用化を目指す。11年度予算の概算要求に10億円を盛り込み、15年度までの5年間で130億円を計上する予定だ。

海洋エネルギー発電は、海に浮かべたブイの中や堤防に設置したタービンを、波の力で回す「波力発電」が代表的だ。海中のプロペラを潮流で回転させる「潮流発電」、海の表層と深層の温度差を利用する「海洋温度差発電」などもある。

太陽光や風力と異なり、海洋エネルギーは時間帯や天候にかかわらず発電でき、温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーとして、米国や英国などで研究開発が進んでいる。ただ、発電効率の向上のほか、台風など荒天に耐えられる機器類の開発や海上からの送電方法の確立など課題もあり、国内では大学などでの研究段階にとどまっている。

経産省は11年度に実証実験に参加する大学や企業を公募し、日本の環境に適した発電方法や立地選定を行う方針だ。12年度には発電装置を大規模化、集積化した海洋発電所を建設し、15年度まで運転ノウハウの蓄積や技術開発を進める。

これまでの研究では、波力は日本海、潮流は太平洋や瀬戸内海が適しているという。経産省は、技術を確立できれば、利用しやすい沿岸部だけで原子力発電所数十基分に相当する3000万~5000万キロ・ワットの発電が国内で可能になるとみている。

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