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2010/09/14

ドイツ、エネルギーコンセプトの基礎となるエネルギーシナリオ研究報告書を公表

【ドイツ連邦環境省】 8月30日、ドイツ連邦政府は、エネルギーシナリオ研究報告書を公表した。これは、9月28日に内閣において承認予定のエネルギーコンセプトの学術的基礎となるもの。第17期政権における連立協定では、連邦政府は、空理空論のない、技術にオープンな、市場に則したエネルギー政策を実施すると宣言しており、エネルギーコンセプトにより、環境に配慮した、安全で、支払可能なエネルギー価格を実現する2050年までのエネルギー供給のための道筋を立てることが求められている。
 
エネルギーシナリオ研究報告書は、連邦政府が複数の研究機関に委託して作成したもので、9つのエネルギーシナリオがまとめられている。
 
まず、基準シナリオでは、現在の傾向を継続したドイツのエネルギーの未来について分析されている。このシナリオでは、既存の法令基準がそのままという状況で、2022年に原子力発電所の運営から撤退することも含まれている。エネルギー効率は緩やかに上昇し、技術的な飛躍は、予想されていない。温室効果ガスは、このシナリオでは、2050年までに1990年比で62%削減されるが、ドイツ連邦政府の目標(2020年までに40%、2050年までに80%削減)は達成できない。
 
基準シナリオに対し、8つのシナリオでは、異なる条件のもと、異なるエネルギー経済の未来を描いている。ここでは、既存の原子力発電所の様々な運転期間についても計算されている。
 
また、研究では、民間及び公的資金の投入を積極的に行うことにより、2050年までに再生可能エネルギーの時代を築くことは可能であるとしている。

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