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2011/02/23

中東の水不足深刻化、国際協力体制を シンクタンク提言

【2月22日 AFP】 水不足が深刻化している中東地域の各国は協力して対応に乗り出す必要があるとの報告書を、インドのシンクタンク「戦略展望グループ(Strategic Foresight Group)」がまとめ、10日に公表した。

スイス、スウェーデン両政府の要請にもとづいてまとめられたこの報告書によると、ヨルダン(Jordan)川やヤルムク(Yarmouk)川などの主要河川の水量は過去50年で大幅に減っている。また、ユーフラテス(Euphrates)川が干ばつで干上がる場合があることも予測され、死海(Dead Sea)は2050年には小さな湖になってしまうという。

これらの河川の下流に位置するイスラエルやヨルダン、パレスチナ自治区ではそれぞれ5億~7億立方メートルの上水が不足している。一方、上流に位置するトルコは、1980年代にイスラエルやペルシャ湾沿岸諸国への上水パイプライン建設を計画して失敗に終わった経緯があるものの、「平和に向けた影響力を」行使できる立場にあるとしている。

また報告書は、イスラエルの持つ海水淡水化や排水再利用などの技術の効果は限定的だろうと指摘し、「イスラエルも2020年以降には、国外からの水の調達や、水資源確保のための域内協力をする必要が出てくるだろう」とした。

スイスのミシュリン・カルミレイ(Micheline Calmy-Rey)外相は、トルコ、イラク、シリア、レバノン、ヨルダン、パレスチナ自治区、イスラエルが緊密に協力して水資源の管理を行うよう呼びかけた。スイスは、トルコ、イラク、ヨルダン、シリアが既に始めている取り組みを拡大する形での水資源管理の協力体制の実現に向け、上記7か国・地域の政府に働きかけている。

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